2019年06月22日

「キネマと恋人」(2019年6月22日マチネ観劇)

「キネマと恋人」(世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#009)@世田谷パブリックシアター
Jun.22.'19.M観劇。
 初演時は主演俳優のインフル罹患により公演が流れてしまい、シアタートラム公演は未見。きょうはリベンジ観劇でもある。ケラさんお得意のスマートな舞台なのに、人が人を想う気持ちに最後には目頭が熱くなった。

上演時間
1302-1437
休憩
1452-1624
カーテンコール3回3分

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スタッフ
台本・演出: ケラリーノ・サンドロヴィッチ

キャスト
妻夫木聡/ 緒川たまき
ともさかりえ
三上市朗/佐藤誓/ 橋本淳
尾方宣久/廣川三憲/村岡希美
崎山莉奈/王下貴司/仁科幸/北川結/片山敦郎
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2019年06月16日

「2.8次元」(2019年6月16日マチネ観劇)

6/6-6/16「2.8次元」(ラッパ屋第45回公演)@紀伊國屋ホール
Jun.16.'19.M.観劇。ラッパ屋が真剣に演劇のなかで「演劇」について自己言及するプレ言語的作品。
 鈴木聡が演出ノートにも「つまりこれは「劇団」や「劇団員」や「演劇」や「演劇ビジネス」や「俳優」や「スタッフ」や「演技」や「演技論」や「バイト」や「差し入れ」や「夢」や「現実」などについての物語である。」と綴っている。
 今作品は演る側にはとても痛い作品だと思う。そして観る側にとっても痛い作品だ。
 劇団★新感線、平田オリザを刺身のツマにしたのは思わずワロタが、これも痛し痒しか?


上演時間
1302-1442
カーテンコール、挨拶 2回5分
「次回公演は 2020年4月」(福本伸一 談)

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スタッフ
脚本・演出 鈴木聡/音楽・演奏 佐山こうた/美術 秋山光洋/照明 佐藤公穂/音響 島猛・大久保友紀(ステージオフィス)/振付 黒須洋嗣/衣裳 花谷律子/演出助手 村西恵/舞台監督 村岡晋

キャスト
木村靖司:座長 志賀高太郎(72)
宇納佑:俳優 星野崇(69)
岩本淳:俳優 横井章(49)
青野竜平:俳優 藤田弘(29)
弘中麻紀:女優 瀬戸さなえ(50)
岩橋道子:女優 遠藤恭子(46)
三鴨絵里子:女優 本田真理(46)
大草理乙子:女優 水島小夜子(77)
俵木藤汰:社長 沼田克維(69)
浦川拓海:制作部 斉藤靖之(36)
熊川隆一:演出部 戸田吾郎(69)
ともさと衣:演出部 江藤結子(38)

佐山こうた:ピアニスト 今俊夫(42)
福本伸一:美術照明家 望月健(55)

おかやまはじめ:小西雄介(62)

谷川清美:演劇プロデューサー 松尾広子(48)
武藤直樹:アニメ原作者 里見瑛二(52)
中野順一朗:演出家 SHOW(46)
林大樹:2.5次元俳優 TOSHI(29)
豊原江理佳:ミュージカル女優 REINA(24)
黒須洋嗣:振付師 秋山卓郎(51)

作品紹介 http://rappaya.jp/ から抜粋
 「2・5次元ミュージカル」はアニメやゲームを原作にしたミュージカルである。キャラクター(2次元)を人間(3次元)が演じるから中をとって「2・5次元」。とても人気がある。人気がありすぎて出待ちを禁止にしたらしい。うらやましい。ラッパ屋も渋めの人気はあるが出待ちはない。一度出待ちをしている人がいて、サインを求められたのだが、その人は僕を角野卓造さんと間違えていたのであった。
 思えばいま世の中全体が「2・5次元化」しているかもしれない。トランプ氏はまるでマンガの大統領だし、ネットで話題のIT系社長なども言動がマンガチックだ。3次元の世界が煮詰まってしまったので、2次元的なケレンミをお手本に現実が進み始めているのだろうか。
というわけで今年の新作は「2・8次元」。財政難に苦しむ老舗劇団「雑草座」が、観客動員アップを狙って2・5次元ミュージカルを上演することになる。理想の演劇とのギャップ。イケメンの客演との衝突。必死で歩み寄るが、劇団員たちはバリバリの3次元。それぞれの人生に味がありすぎて、2・5次元になりきれず・・。
 ミュージカル仕立てである。歌ったり踊ったりする。だいじょぶか。心配なのでミュージカル界大注目の江理佳ちゃんや、ジャズ界大注目のこうた君や、振り付け界大注目の黒須さんの助けを借りる。新しい時代の一発目ですからね、冒険します。よろしくです。(鈴木聡)
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2019年06月08日

イナバとナバホの白兎(2019.6.8観劇)

「イナバとナバホの白兎」(Spac)@静岡芸術劇場
6/7-6/9 Jun.8.'19観劇。
 2016年に駿府城公園でのプレ上演を経て、フランス国立ケ・ブランリー美術館の開館10周年記念として館内の「クロードレヴィ=ストロース劇場」で上演を委嘱された作品。その作品をレヴィ=ストロース没後10年の今、再演したもの。
 フランスの神話研究学者レヴィ=ストロースの神話理論 ーー 日本の神話とアメリカ先住民の神話の相似性と相違性 ーー にインスパイアされ、宮城聡とSPAC劇団員が集団創作した作品。

 第1部:日本の神話
 第2部:アメリカ先住民ナバホ族の神話

 そしてそれらをアウフヘーベンし、レヴィ=ストロースへの回答としたような

 第3部:「アジアの大陸に生まれた大きな神話」(レヴィ=ストロースの仮説を受けて、SPACが集団創作した部分)
で構成されている。

 第1部、第2部は割と単調なパーカッションと仄暗いの舞台照明のせいなのか、❝「わからない」ことに耐える力❞を試されているように、眠りに落ちやすい。
 一転して、第3部は目を覚まさんばかりの高揚感に包まれながらの祝祭的興奮のうちに終わる。人生における積極的楽天性が謳歌されてる。

上演時間
1401-1546
カーテンコール2回3分
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スタッフ
構成・演出: 宮城聰
台本: 久保田梓美 & 出演者一同による共同創作

キャスト
赤松直美/阿部一徳/石井萠水/大内米治/大高浩一/加藤幸夫/小長谷勝彦/榊原有美/桜内結う/佐藤ゆず/杉山賢/鈴木真理子/大道無門優也/武石守正/舘野百代/寺内亜矢子/ながいさやこ/野口俊丞/本多麻紀/牧山祐大/宮城嶋遥加/森山冬子/山本実幸/吉植荘一郎/吉見亮 (五十音順)

作品紹介 https://spac.or.jp/2019/inaba-navajo2019 から抜粋
 大国主命(おおくにぬしのみこと)は旅の途中、ワニをだまし深手を負った白うさぎを助ける。「古事記」にも描かれたこのエピソードは、北米先住民の伝承神話にも存在していた?!
 「アジアで生まれた神話の一体系が日本に伝わり、のちに北米にも伝わったのではないか――」、20世紀最大の思想家・文化人類学者クロード・レヴィ=ストロースによるこの大胆な仮説を、演劇的想像力で読み解いていく。
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2019年04月27日

ふたりの女(2019年4月27日観劇)

4/27-4-28「ふたりの女」(ふじのくに⇔せかい演劇祭2019)@静岡舞台芸術公園野外劇場「有度」
Apr.27.'19.S.観劇。
 「平成版ふたりの面妖があなたに絡む」。
 再演であった2015年5月公演観劇以来の再再演を観劇。
 60年代のアングラ小演劇を肌で感じさせる唐十郎作品。そこに流れる時代の猥雑さ、エネルギー性が心地よい。

上演時間
18:05-19:35
カーテンコール4回5分

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スタッフ
演出:宮城聰/作:唐十郎

キャスト
たきいみき/石井萠水/奥野晃士/春日井一平/木内琴子/武石守正/舘野百代/永井健二/三島景太/吉見亮/若宮羊市


作品について http://festival-shizuoka.jp/program/two-ladies/ から抜粋
 1960年代アングラ・小劇場演劇シーンを象徴する劇作家・演出家、唐十郎。その戯曲には、猥雑さをない交ぜにした時代のエネルギーが凝縮され、詩的・音楽的なセリフ群は輝きを放ち続ける。
 『ふたりの女』は、『源氏物語』の光源氏と妻・葵上、生霊となった六条御息所の三角関係に、狂気と正気の境界を描くチェーホフの『六号室』を巧みに織り込んだ傑作。
 世界の演劇シーンで確固たる存在感を示す宮城聰が、極小空間での伝説的初演を深くリスペクトしつつ、その演出術を縦横無尽に駆使し、唐戯曲を日本平の古代の森の野外空間へと解き放つ。2009年の初演から大入り満員を続けるSPAC野外劇のテッパン、待望の再々演!

あらすじ http://festival-shizuoka.jp/program/two-ladies/ から抜粋
 伊豆の砂浜に立つ精神病院。
 イケメン医師・光一は、六条という名の美人患者に声をかけられ、不意にアパートの鍵を渡されてしまう。
 富士スピードウェイで妊娠中の妻・アオイとレース観戦をしていた光一、アオイが席を外した隙に、退院した六条が現れ…。


おまけ
開演前に「ふじのくに⇔せかい演劇祭2019」の開幕式17:15-17:30

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2019年03月16日

「母と惑星について、および自転する女たちの記録」(2019年3月16日観劇)

3/5-3/26「母と惑星について、および自転する女たちの記録」(パルコプロデュース2019公演)@紀伊國屋ホール
Mar.16.'19.M観劇。
初演は2016年8月に旧パルコ劇場の最後を華々しく飾った舞台、その舞台の再演。初演は未見。
キムラ緑子が主役!?なほどにはまり役。緑子がこういう役をやると舞台が立つ。観ていてサブイボが立った!

以下作成中・・・


上演時間

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1403-1508
休憩
1523-1528
カーテンコール2回2分

<STORY>
 突然の母の死からひと月。私たちは何と決別すればいいのか。
 徹底的に放任され、父親を知らずに育った三姉妹は遺骨を持ったまま長崎からあてのない旅に出る。
 「私には重石が三つ必要たい」毎日のように聞かされた母の口癖が頭をめぐる。次第に蘇る三姉妹それぞれの母の記憶。
 奔放に生き、突然消え去った母。母は、何を欲していたのか。
 自分はこれからどこに向かえばいいのか…。三姉妹の自問の旅は続く…。

スタッフ
作:蓬莱竜太/演出:栗山民也

キャスト
芳根京子/鈴木杏/田畑智子/キムラ緑子
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2019年03月09日

「はなにら」(2019年3月9日観劇)

2019/3/2-3/10「はなにら」(MONO第46回公演)@吉祥寺シアター
Mar.9.'19.M.観劇。
 2001年第27回公演「なにもしない冬」を初見以来見続けているMONO。第43回公演「裸に勾玉」(2016年3月13日マチネ観劇)から3年ぶりに観るMONOの舞台。
 これまで、途中2人の女性俳優が退団し、いつからか男性劇団員+客演女性俳優の形で公演を打っていた。
 今30周年記念の46回公演から新たに3名の女性俳優、1名の男性俳優が加わった陣容になった。新たなメンバーが加わっても、何ら違和感のないMONOの舞台であり、新たに加わった立川 茜の喋りにかつての女性俳優のをそれを垣間見たのは私だけではないはず。
 しかし今公演は、これまでのMONOの舞台と同様に軽い笑いの中のある行き詰まりと膠着感はあるものの、成す術もなく終わってしまう舞台ではなくなっている。最後には救われるお話に仕上がっているのが好感。

作品に寄せて(土田英生) c-mono.com から抜粋
 『はなにら』はMONO結成30周年、さらにはメンバーが増えてから第一弾の公演になります。
 大災害で親や子供をなくした人たちが一緒に暮らしている。バランスがおかしく。お父さんが三人いる家。まるで夫婦のようになっている父と娘の家。血の繋がらない、いびつな2家族の人間関係を中心に『人が一緒にいること』の意味を問う作品です。
 劇団結成30周年と自分でもやたら言って回っていますが、本当はそんなことは関係ないんです。

 大事なことは今とこれからのこと。

 この作品の登場人物たちにどのような選択や未来が待っているのか?
 はなにら(ハナニラ)は花の名前で、花言葉は「悲しい別れ」だそうです。しかし、悲しさの中に笑いと清々しい希望を込め、渾身の舞台をお届けする予定です。

 MONOを観たことがない方も、ずっと観てくださっている方にも立ち会っていただきたいです。
  
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上演時間

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14:05-15:57
カーテンコール1回3分。土田、水沼の挨拶込み。


スタッフ
作・演出:土田英生/舞台美術:柴田隆弘/照明:吉本有輝子/音響:堂岡俊弘/衣裳:大野知英/演出助手:溝端理恵子/演出部:習田歩未/舞台監督:青野守浩

キャスト
水沼 健:野々宮健也
奥村泰彦:赤城栄司
土田英生:駿河 茂
渡辺啓太:野々宮政和
高橋明日香:三笠明那
石丸奈菜美:野々宮安音
金替康博:寺田千鶴夫
立川 茜:寺田歩羽
尾方宣久:野々宮陸郎

作品紹介 c-mono.com から抜粋
 20年前の天変地異により、親や子供を失った人たち。他人であったはずの彼らは寄り添うように家族になった。たくさんのお父さん。顔もバラバラな娘たち。
 ​拒絶、喧嘩、涙、そして笑顔を何百回も繰り返し、 ​​今、旅立ちの時は来たようだ。
​​
 ​​ところでMONOは結成30周年。今回は疑似家族の物語です。
 ​​一緒にいるとはどういうことか? 別れとはいったいなんなのか?
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2019年01月14日

顕れ〜女神イニイエの涙〜(2019年1月14日観劇)

2019/1/14‐2/3「顕れ〜女神イニイエの涙〜」(spac Autumn Spring 2018-2019)@静岡芸術劇場
Jan.14.'19.M.観劇。
 フランス公演後の日本凱旋公演初日観劇。
 ベースはアフリカの奴隷貿易の話のようだが、それだけに限定すると日本人としてはアフリカとヨーロッパ世界の歴史上の悲惨な物語として観てしまう作品か。
 イニイエの美、カルンガの人間臭さ、マイブイエのキュートさが漂う清楚な美、ウブントゥの壮絶、そしてオフィリスの後悔と絶望・・・それらがぶつかり合い、反射し合い、やがては不二となりゆく美しい舞台。
 ただ、ヨーロッパ世界のキリスト教的二元論を前提とした世界観のなかにアフリカの輪廻転生の生死観を取り込んだテクストの倒錯した生死観を垣間見たときに違和感を感じてしまった。

上演時間
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14:03−16:15
カーテンコール3回4分

スタッフ
作:レオノーラ・ミアノ/翻訳:平野暁人/上演台本・演出:宮城聰/音楽:棚川寛子

キャスト
イニイエ:鈴木陽代(S)/美加理(M)
カルンガ:阿部一徳
マイブイエ:本多麻紀/寺内亜矢子、/石井萠水/山本実幸
ウブントゥ:大高浩一/永井健二/吉見亮/横山央
オフィリス:たきいみき
ムエニ・コンゴ・マカバ:大石宣広
ダメル・ビゲ:加藤幸夫
ジャネア・ビッグ・チーフ:牧山祐大
ラスカル:大道無門優也

あらすじ spac.or.jp から抜粋

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 生命の創造神イニイエは「ストライキ」という新たな困難に直面している。
 輪廻転生を繰り返す魂が、宇宙の理に反して、人間界で再び肉体に宿ることを拒否しているのだ。
 イニイエはさまよえる霊魂を召喚し、その原因を問う。そこには「奴隷」として代々、過酷な生を授けられた魂たちの嘆きがあった。イニイエは原因となった魂の「審き」を開始する。


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2018年12月22日

「スカイライト」(2018年12月22日観劇)

12/1-12/24「スカイライト」(2018/2019シーズン演劇)@新国立劇場小劇場
Dec.22nd.'18観劇。
 かつて不倫関係にあった男女が再び出会う夜。その男女の一夜のダイアローグ劇。
 その言葉の応酬はある意味単調な部分もあるが、その一言一言にはまるで綱渡りのような緊張感が漂う。たった一言が男と女の間の均衡を大きく変えていくスリリングな舞台だ。
 蒼井優の発するマシンガンのような言葉は胸にぐさっぐさと刺さる。

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上演時間

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1302-1422
休憩
1437-1545
カーテンコール
2回3分


スタッフ
作:デイヴィッド・ヘア/翻訳:浦辺千鶴/演出:小川絵梨子

キャスト
蒼井 優:キラ
葉山奨之:エドワード
浅野雅博:トム

ストーリー nntt.jac.go.jp/play/skylight/ から抜粋
 ロンドン中心部から離れた質素なアパートに住むキラの元に、かつての不倫相手の息子であるエドワードがやってくる。妻アリスを亡くして以来、不安定なままの父親トムを助けてほしいと言い残し、彼は去る。
 同じ日の夜、期せずしてトムもまたキラの元を訪れる。三年ほど前、不倫関係が明るみになった日以来、初めて再会した二人は、夜更けまでこれまでのことを語り合う。お互いへのいまだ消えぬ想いと、解けない不信感、共有する罪の意識の間で大きく揺れ動く二人の会話は、やがてそれぞれの価値観の違いへと触れて行く。相手の急所を射抜く言葉を知っている二人の駆け引きがたどり着く先は......。

作品紹介 nntt.jac.go.jp/play/skylight/ から抜粋
 小川絵梨子が芸術監督就任後初の演出作品として取り上げるのは、演劇の原点とも言える"対話"の力への信頼に基づいた秀作、デイヴィッド・ヘアの『スカイライト』。
 1995年に初演されて以降、様々な演出家の手により幾度となく上演が重ねられてきました。
 かつて不倫関係にあった二人の男女のダイアローグは、常に綱渡りのような緊張を孕み、ちょっとした一言で均衡が大きく揺らいでいく様は、まさにドラマティック。登場人物はわずか三人、しかも舞台にいるのは常に二人だけというミニマムな人間関係を、戯曲の機微を細やかに掬い取る手腕が高い評価を得る小川絵梨子が、どのように演出するかが見どころです。


オペラシティーのクリスマス

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2018年12月01日

「歯車」(2018年12月1日観劇)

11/24-12/15「歯車」(SPAC秋→春シーズン2018-2019)@静岡芸術劇場
 Dec.1.'18.観劇。開演と同時に三島さんの怪演「カリスマ理容師」に遭遇し、若菜さんと芙三次さんのどアップに逢えました。役得?のM列下手。
 多田淳之介演出は初見。「歯車」は芥川龍之介の遺作で、芥川が1927年に自死した後に発表された小説。その小説を素材として演出家と6人の俳優が何日もワーキングするなかで創り上げられた舞台。
(以下作成中)

上演時間
1330-プレトーク(永井健二)
1405-1600
カーテンコール2回3分
1605-1640 演出の多田淳之介さんと6人のキャストによるアフタートーク、司会:大岡淳 (SPAC文芸部)

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作品紹介 spac.or.jp/haguruma_2018.html から抜粋
 昭和二年に自死した後に発表された小説『歯車』は、ある男が知人の結婚披露式への出席のために上京し、ホテルに滞在しながら執筆を行なう数日を描いている。
 義兄の訃報をはじめ、破滅や死への不安に襲われながらも心を平静に保とうと執筆に向かう姿は、最期の刻を間近にした芥川本人の姿にも重なる。
 劇団「東京デスロック」主宰として国内外で活躍の場を広げ、埼玉県の富士見市民文化会館キラリ☆ふじみの芸術監督を務める多田淳之介、初のSPAC演出作。

スパック新聞「歯車」は←こちら


スタッフ
構成・演出: 多田淳之介/原作: 芥川龍之介

キャスト[五十音順]
大内智美/奥野晃士/春日井一平/河村若菜/坂東芙三次/三島景太


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2018年10月28日

「修道女たち」(2018年10月28日マチネ観劇)

10/20-11/15「修道女たち」(KERA・MAP #008)@下北沢本多劇場
 Oct.28.'18.M.観劇。プレオーダーで週末マチネを確保しての観劇です。プレオーダーでチケットを確保した甲斐がありました。
 アーメンならぬ、「ギッチョラ」が祈りの言葉となるKERA的時空間が炸裂している。
 人里離れた修道院に暮らす修道女たちの聖、そして性を含めた生が綴られる3時間15分。時間の経過を感じさせない舞台の展開がある。ただ白塗りのメイクは残念。(以下作成中・・・。)


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作品紹介
 宗教とは無縁な私が聖職者の物語を描きたいと欲するのは何故なのだろう。理由はいくつでも挙げられる。
 第一に、禁欲的であらねばならぬというのが魅力的。奔放不覊な人間を描くよりずっと面白い。「やっちゃいけないことばかり」というシチュエーションは、コントにもシットコムにももってこいだ。
 第二に、宗教的モチーフが、シュールレアリズムやマジックリアリズム、或いは不条理劇と非常に相性がよい。不思議なことがいくら起こっても、「なるほど、神様関係のお話だからな」と思ってもらえる。
 時間が無くて二つしか思い浮かばなかったが、かつて神父を登場人物にした舞台をいくつか描いてきた私が、満を持して修道女の世界に挑む。しかも複数だ。修道女の群像劇である。どんなテイストのどんなお話になるかは神のみぞ知る。ご期待ください。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(cubeのHPから抜粋)


上演時間
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13:04-14:16
休憩
14:31-16:16
カーテンコール2回3分

スタッフ
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

キャスト
鈴木杏:オネージー(村の女)
緒川たまき:シスター・ニンニ(オネージーの親しい友人)
鈴木浩介:テオ(帰還兵)
伊勢志摩:シスター・マーロウ(修道院長)
伊藤梨沙子:シスター・ソラーニ
松永玲子:シスター・アニドーラ
みのすけ:テンダロ/ドルフ(村の男)/保安官/死神
犬山イヌコ:シスター・ノイ
高橋ひとみ:シスター・ダル(ソラーニの母親)

チケット
チケット料金7,400円(前売当日共/全席指定・税込)
東京公演 2018年8月25日(土)発売
posted by shin at 22:21| Comment(0) | 観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする